それでもフランス

フランスに憧れて来るひとは多いけれど、住むとなると、とっても大変。それでもフランスに住みたいというひとに、役立つ情報を!

書留で通知を出す

フランスでは書留の種類は2つあります。
配達通知のあるものと、ないものです。


アパートの契約更新は1年か3年かという記事で、

大家さんが書留で借り手に通知をだすということを

書きましたが、このときの書留は、配達通知のある

書留を使わなくてはいけません。


他の方の書かれた記事の中でも、書留を出すという

表現が、配達通知のついた、という但し書きなしで

使われているのをよく見かけます。。


法律で有効になのは、配達通知のついた書留です。 


書留を出すと書かれていたら、ほとんどの場合、

配達通知のついた書留と解釈したほうがいいと思います。


郵便局に専用の用紙があるので、住所などその紙に書いて、

封書に貼り付けます。

AR (avec accusee de reception)  と用紙に書かれているか

確認してください。


配達通知が送られてきたら、保管しておいてください。

アパートの契約更新は1年か3年か?

アパートの契約更新を1年ごとにしている

という方がいらっしゃるようです。


フランスは法律ジャングルの国です。


アパートを貸す方も借りる方も法律を

知らないことがあるのです。


大家さんが個人でアパートが家具なしの場合は、

契約の更新は普通は3年です。


法律に、特別な場合は、1年以上3年未満で

貸すことができると書かれています。


この特別な場合というのを読み飛ばしている人

がいるかもしれません。


どういう場合かというと、大家さんが仕事や家庭

の事情がある場合。


契約時に、その事情がどういうものであるかを明記

する必要があります。

その上で、契約の切れる2ヶ月前には大家さんは

書留で通知する必要があるのです。


もし通知を出し忘れたり、前もって書かれた事情が起こ

らなかったとすれば、契約は3年に引き伸ばされます。


また、この契約更新の法律はセカンドハウスには適応

されません。

パリの住宅事情 - 収納場所を借りる

パリはうさぎ小屋の住まいという点では

東京に劣っていません。


玄関を開ければ、そこにキッチンがあるとか、

居間にお風呂があってカーテンで仕切られて

いるだけとか、びっくりするような住まいも目に

しました。


そんな狭いアパートでも、街の中心にあれば、

けっこうな家賃を払わなければならないのです。


それでも、物は増える一方で収納場所がない、

というニーズに応えるために、屋根裏部屋や

地下室を貸し出す個人が増えてきています。


こういった収納スペースを貸し借りするための

インターネットサイトも出てきています。


住居の賃貸の法律は、この場合適応されません。