それでもフランス

フランスに憧れて来るひとは多いけれど、住むとなると、とっても大変。それでもフランスに住みたいというひとに、役立つ情報を!

スピード違反をしました

スピード違反をしました。


パリの環状道路でした。
70キロ制限のところを80キロぐらい

で走ってしまいました。


あの道路沿いには、とてもたくさんの自動の

スピードコントロールが設置されているのです。


数週間たって、違反の通知が封書で送られてきました。

点数が一点減点されて、あとは罰金の支払い。


自分が運転していたのではないというような場合は

不服を申し立てることもできます。


罰金はすぐ支払うと金額が安くなります。

約50ユーロ。

インターネット上でカードで支払い。

まるでショッピングの気楽さ。


この罰金を支払わない人もけっこういるようなこと

を聞きました。大統領の恩赦で罰金が帳消しになる

のを狙っているのかも知れません。


減点の一点はその後6ヶ月、無違反であれば返して

もらえます。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。


そうそう、スピード違反をした話を何人かの友達にした

のですが、これであなたも仲間入りと言われました。

滞在許可書は本当に必要か

インターネットが人生を変えた!


といえば大げさでしょうか?


わたしがフランスに来たときは、

インターネットは存在していましたが

一般に普及はしていませんでした。


日本の人と連絡を取るには手紙か国際電話。

電話は料金が高いので、元気にやっているよ

ぐらいの会話で、声を聞いて生きていること

の確認ぐらいで終わっていました。


だからフランスで生活するには、結構な覚悟

が必要でした。


フランス人に混ざって対等にやっていこう

ぐらいの感覚でやってきたわけです。


滞在許可書、労働許可書と苦労してきたのも、

このフランス人と対等にということがあったからです。


でも、インターネットのおかけで、どこにいても日本人

としてやっていける世の中になってきているような気が

しています。


世の中が変わりあるつつななで、これからフランスで生活

したいという人が、滞在許可書にこだわる必要があるのか

どうかと、考えているところです。


90日以内の滞在はビザ無しで大丈夫。

仕事はインターネットを使って、日本とやりとりすれば、

フランスの労働許可書は必要なし。


海外ノマドのライフスタイルを選択すれば、

滞在許可書うんぬんで、時間を取られる必要もない。


わたし自身はまだそこまで思考を変えるには至っていません。

でもそういう考え方があるということを、

みなさん、どう思われますか。

10年カードまでの道のり

10年カードまでの道のり、

長かったあ。


フランスに長期で住む場合、

滞在許可書が必要になります。


滞在許可書にはいくつも種類があります。

どれに申請するのが一番いいのか、

申請する人の職業や状況によります。


10年カードは許可書種類の一つです。
一度もらえば、10年間滞在を許可されます。
ありがたいカードです。


じゃあ、それを申請します!
と行きたいところですが、それは、なかなか難しい。

この国には例外が山ほどあるので、

可能性があるかもしれません。


フランス人と結婚した人でも10年カードが出る

まで何年も待たなければいけないみたいです。


わたしは、学生カードという許可書で

フランス入りしました。


認可された学校に登録すればもらえる比較的、

許可がおりやすいカードです。


この許可書を持ってフランスに数年間滞在する

というパターンが一番多いような気がします。


でもこの学生カードから労働許可のついた許可書

に切り替えるのが、本当に難しい。


フランス人と結婚すれば、話は別かもしれません。


独身、フランスに身寄りなし、というわたしのような場合は、

切り替えまでに何年もかかるか、それとも諦めて帰国となるか。


わたしも5年近くかかりました。長い。


その後、何年間かは1年の労働許可書を更新。

やっと10年カードにたどりついたわけです。


結局、10年カードがもらえるまでに、

10年近くかかったことになります。