それでもフランス

フランスに憧れて来るひとは多いけれど、住むとなると、とっても大変。それでもフランスに住みたいというひとに、役立つ情報を!

AUTOLIBで車を借りる

いま、自家用車を持っていません。


今までは、どこに行くにも電車と地下鉄、でした。


せっかくペーパードライバーから脱出しても、

車に乗らなければ、また逆戻り。


そこで、レンタカーを使ってみることにしました。
ここ数年、レンタサイクル感覚で借りられる、

新しいレンタカーがあります。


AUTOLIBという名前でパリのあちこちで

見かけることができます。


その会員になってみました。

会費と使用料を払えば、街中に点在する車を自由に

借りて、返せばいい、ちょっと画期的なシステムです。


4人乗りの小型電気自動車です。オートマ。
乗り心地はまあまあかな。


会員になる期間は1日から1年まで様々。

わたしは、一年間の会員になったのですが、

普通に払えば120ユーロ。
割引があって90ユーロになりました。

この割引はいつもやっているみたいです。


一時間の使用料は約12ユーロ。

普通のレンタカーのほうがずっと安い、ですね。

けれど、AUTOLIBでは30分だけ借りる

というようなことも可能。


渋滞がなければ、家からパリの反対側まで行っても30分。

いまのところ、わたしの運転の練習には、

これで間に合っているかな。

日本の車の免許をフランスの免許に書き換える

ペーパードライバー、脱出しました。


あのパリの凱旋門のまわりをぐるぐる

周るのはスリルがあって楽しい!


実は車の免許をとったのは日本なんです。
親に説得されて、あまり気乗りのしないまま

車校に行き、なんとか免許までこぎつけたのは

良かったのだけれど、その後は運転することなく、

ペーパードライバーになってしまいました。


免許は身分証明証代わりに持ち続けていた

かったので、免許の更新時期に合わせて

日本にいないといけないという面倒なことも。



グッドニュース!
日本の免許をフランスの免許に

書き換えられるんです。
そしてフランスの免許は一生、有功。


書き換えの手続きは、かんたん。

わたしも書き換えました。
これで、うっかり更新忘れがなくなりました。


ただ、条件があります。
滞在許可書をもらってから、

一年以内に手続きを行うこと。
学生の滞在許可書は例外。


なんで一年以内??
フランスは法律ジャングルの国です。
よく分けの分からない規律がたくさん。


フランスの免許を所得したからといって
ペーパードライバーから脱出できるわけでは
ありませんね。当然ですが。


運転技術がない、に加え、
パリの人の運転が荒い。
脱出のためのハードルが高くなったということです。


モニターと一緒にひとりだちできるまで、
何回か運転しました。


20年ぶりに運転したのに、

何か覚えていることがあったのが
不思議。


今は、車の運転、大好きになりました。

免許を書き換えておいて良かった!

はじめまして。自己紹介です。

初めまして。いんでん はるみと申します。


1996年にフランスに来ました。
今年で在仏20年。


外国に住んでみたい、という憧れが
子供の頃からありました。


フランスに来て見たものの、初めて
の外国ぐらしにとても戸惑いました。


それまでも海外旅行は何度もしたことが
あったので、その勢いで、なんとかなる
と思っていたのですが、考えが甘かった。


日本にいれば、当たり前なことが
当たり前ではなくなりました。


言葉ができない。
働く権利がない。
それ以前に、住むためにの許可書を
お役所にお願いしなければならない。


ビザの申請に、外人として、長蛇の列に
並んで待つ。
やっと窓口にたどり着けば、やり直しと
吠えられ、追い返される。


移民の滞在を
サポートするグループに助けを
求めに行ったり、


とまあ、一筋縄ではいかなかった
のですが、一つ一つクリアして、
なんとか、ここまで来ました。


今は、10年間のありがたいカードを
所得。去年、更新のために久しぶりに
お役所へ。


わあ、前とすごく変わった!といい意味で
びっくりしました。


建物がきれいになり、窓口の人の対応が
外国人を人として扱っているのです。


パリではインターネットで予約をとってから
窓口にいくということをききました。


というので、すこしずつでも、いい方向に
変わってきているのですね。
うれしいことです。


在仏20年。
ここまで来るためには、
たくさんのひとに助けられてきました。


わたしの体験が、それでもフランスに住みたい
というひとの役に立てばうれしいと思います。


大変なこともあるけれど、それでもフランスに
住んでいて、よかったと、わたし自身は思っています。


ブログを書くのははじめてで、実は日本語で書くのも
久しぶりなのですが、母国語で書くのはなんだか楽しい!


フランスの難しところをわかりやすく書きたいと思います。


よろしくお願いします。